1818相談室:思春期我が子の悩みは、思春期世代に相談!
「1818相談室」ってご存知ですか?
「7つの習慣」のFT認定講師試験が昨日無事終了し、
本日遅ればせで読んだ数日前の新聞。
前橋市の高校3年生群涼葉さんが、高校生約20人で立ち上げた
「子どもに関する悩みを持つ親御さんの相談に、子どもの立場で答える」
SNS交流サイトの記事が載っていました。
インスタアカウント:1818相談室
ツイッターアカウント:1818相談室
ツイッターのトップにはこんなメッセージが。
「あなたの場所に嬉しくなるような変化が訪れます様に…。
新しい変化が起きて、あなたの生活が豊かになります様に…。」
彼女達の、同世代&同世代の親御さんへの想いなのでしょうか。
アカウントをちょっと読むだけでもわかりますが、
高校生である相談員たちの、保護者への回答が、本当に素晴らしいんです。
傾聴力と相手への思いやりにあふれていて、
「相談者に対してこんなに素晴らしいお返事のかける大人が
今の日本にどれだけいるんだろうか?」と思わされました。
我が家にも大学生娘と高校生息子がおりますので
色んな時代に色んな話し合いをしてきました。
(バトルも含めて、大体は受験の年ね 笑)
ですから我が子の時々の状況を
不安や心配を感じずに受けとめ、気持ちや言い分を尊重し、
黙って見守ったり、求められた応援だけをすることの
大切さや難しさも、それができた時の子どもの成長も、
骨身にしみています。
子育ては親育て、いや「自分育て(ほぼ修行 笑)」だなあと。
だから、我が子の話を冷静に聴けない、話し合いにならないなら、
同世代の子の意見を聞いてみる、ってすごくいいなあ、と思います。
全力で自分の価値観を(悪気なく)主張する親に対して
対等にわかりやすく言い返せる子どもがどれだけいるのか?
ほとんどの子達は、言いたい事が山ほどあっても、
それを上手に伝えられなかったり、ちゃんと聴いてもらえなくて
本来であれば一番わかって欲しい・応援して欲しい親に対して
あきらめの気持ちと共に口をつぐんでしまうんじゃないのか?
(私も過去にハッとした場面があります)
だから、そんな現状を変えたいと相談室を立ち上げた高校生達の
聡明さと行動力に、心底感動しました。
大人が思っているよりも、子ども達はずっとずっと賢い。
そして、ずっとずっとたくさんの事を、感じ、考えています。
これは思春期に限らず、小さな子ども達もそう。
とても感動したので、微力ながらシェアさせてほしいと
ダイレクトメッセージを送って許可をいただきました。
私のサイトの読者は、親御さん世代が中心だと思います。
もし今、「子どもと話すとけんかになる」、
「なかなか話してくれない」とお悩みの方がいらっしゃったら、
1818相談室にダイレクトメッセージを送ってみてはいかがでしょう?
真摯で傾聴力あふれる高校生達の回答を通して、
我が子の見えづらい本音に、気づけるかもしれません。
彼らの活動を通して、親と子どものコミュニケーションが
優しく、対等な方向に向かいますよう、心より応援しております。