あさイチ:子どものスマホ漬け問題
「高校野球」の録画設定でたまたま撮れた今朝のあさイチはなんと、
夏休みにスマホ漬け!? 子どもとホンネで考える使い方!
という特集。とってもリアルで納得できる内容でした!
(…もうすこーし早い日程に放送してくれるとよかった!
や、夏休みの取材だからムリだったろうけど!笑)
スマホ所持率は中学生以上で9割超え、
小学生高学年でも6割超えの昨今、
思春期の子どものご相談のあるあるなお悩みが、
勉強・片づけ・スマホやユーチューブ依存!
特にスマホに関しては、個人的には
「マジでなんて物発明してくれちゃったんだよ、スティーブ・ジョブズ!!怒」
という気持ちの反面、
もはやこのアイテムなしには
自分の仕事や暮らしも成り立たない弱さよ…泣。
あさイチでは、過去にもスマホの特集がありましたが、
今日の放送回で特によかったのは、
・モニターVTRがリアル!
(顔スタンプありとはいえ、よく思春期親子がこんなリアルな
日常を撮らせてくれて、インタビューに答えてくれるなあー笑)
・3人の中高生のゲスト出演
(くわばたりえさんをはじめとする大人達の
「子ども達に教えてもらう」姿勢がよかったですー)
内容に関しては「NHK+」におまかせするとして、
我が家も社会人・大学生の子ども達との過去・現在の
スマホバトルを振り返って感じる事を書いてみますね。
いつから持たせた?:我が家の場合
我が家でスマホを持たせたのは、
娘: 中1からガラケー、中1後半にスマホに格上げ。
息子:中2からガラケー、高1からスマホに格上げ。
2人とも周りに比べると「やや遅い方」でした。
息子のスマホデビューが娘より遅かったのは、
普段の様子から「こいつはまだ自己管理できないな」
と判断したから。
友人とのLINEはガラケーでできたものの
スマホじゃない事にブツブツ言ってました。
が、母の覚悟が伝わったのか、
はたまた自分でも思い当たる部分があったのか、
それ以上強く抗議することもなく
高校受験が終わるまでは我慢してました。
※息子の時代は、既にガラケーの方が高かった、
泣きたいのはこっちだわー。
やってよかったこと:持たせる前の話し合い
娘に持たせたときは、買い与える前に
ルールを話しあいました。
自分でまずは考えて提案してもらい、
親が確認してルールを追加し、
与えてからもしばらく様子を見て微調整
(使い始めて気づけたルールを追加)
を、全て話しあいながら決めてきました。
当時(過去ブログ):
中学生への携帯電話の与え方
中学生への携帯電話の与え方:その後
中学生への携帯の与え方:アメリカのおかあさんの話
高校入学で変わる事
正直、「高校生以上の子ども達」に関しては、
もやはルールも子どもの行動もコントロールできない
と思っています。
それだからこそ、小・中学校時代の
「はじめて持たせるタイミング」で
なるべくいい話し合いをして、
「スマホを持たせる・持つ責任」を
親子で考える事は大切だなと感じます。
持たせた後にできること・すべきこと:
「えー、もう持たせて自由に使ってるし、
今更どうすりゃいいの!?」
という人もいるでしょう。
我が家も社会人・大学生ともなれば
家中をスマホとイヤホンで歩き回っていて、
「昔のルールはどこいった?」って感じ。
そのような状態から先、できることは
スマホルール云々ではありません。
「いかにして子どもと話しあえる関係をつくるか
いかにして子どもに話を聞いてもらえる存在になるか」
なんだな、と感じます。
(うーん、耳が千切れるほど痛い…)
子ども達は 何も考えていないバカではありません。
スマホの使い過ぎていいと思っている訳ではないし、
勉強や宿題をやらなくてもいいと思っている訳ではないのです。
親が言いたくなる正論は、
思春期の子ども達も同じように感じ、考えています。
だからこそ、
・何を、どんな言い方で言われるか。
・言ってくる人はそれを言うに値する行動をとってるのか
(耳がい、痛いっっ!)
を見抜かれ、渋々ながらも聞いてくれたり
またはスルーされたり反抗されたりするんです。
話しあう前の大切なマインドセット:
大人が思うスマホのメリット・デメリットと
子どもが思うスマホのメリット・デメリットは
ちょっとずれています。
子どもが使いすぎていると
「ダラダラ遊んでばかり」に見えてしまいますが、
今の子ども達は遊ぶだけでなく、
勉強にも、人付き合いにも、情報収集その他にも
このツールを使っているし、
使いこなせないと困る世代です。
ですから「子ども達の言い分」を、
心から聞く姿勢が何よりも大切。
「親が正しいと思うルールを守らせる」ために話し合うのではなく
「これからの時代を見据えて一緒に正解を探していく」ために
親が思う事と子どもが思う事を、
率直に対等に、話しあう覚悟が大事かなと。
本気で聴こうとすれば、
本音で話してくれるんです。
「問われているのは親の姿勢なんだな」と
大きな我が子達とのやり取りで実感します。
スマホ依存?だと思ったら
とはいえ、子ども自身がもう自力では抜けられないほど
スマホに依存している状態かも、と思った時は、
プロに頼ることも必要。
大人も子どもも、ついスマホをさわってしまう時代。
番組でも紹介されていたスマホ依存のチェックリストも
活用してみて下さいね♪
オンライン診断チェックシート:医療法人 十全会 聖明病院HP
今回のあさイチは、
大切なポイントや具体的なアイディアや
思いがけない子ども達の本音なども含めて、
たくさんの気づきのある特集でしたよ。
動画に、スタジオに、登場して
ホンネを言ってくれた子ども達に感謝です♪
興味のある人はぜひ、NHK+で見てみてね!
※見る時間のない方は、ネット検索すると
まとめ記事を書いている人も見つかると思います!