成人式に必要な準備とかかる費用
今年もコロナ禍での「成人式」となりましたね。
無事に大切な日を迎える事はできましたか?
成人式の準備、
対象となるお子様、特に娘さんのいる親御さんは
1年前から気になってきますよね。
数年前、娘が成人式を迎えた時の体験から、
当日もその後も、親子共に満足できる成人式の準備を
まとめてみたいと思います。
※ちなみに我が家の成人式、ママ友たちと話したら、
「激安コース」だったようです(笑)。
成人式、考える・決める事
成人式の準備にあたって考える事・決める事は
ざっとこんな感じ。
- 着物
- ヘアメイク・着付け関連
- 写真撮影・アルバム
- 費用
当日の過ごし方なども含めて、
親と子どもそれぞれの希望やイメージも
確認しておきたいです。
1.着物
着物を買うかレンタルするか、が一番
準備することと費用が変わりそうです。
お母さまの着物を娘さんが着てくれる、というのは
一番幸せで安上がりなパターンですね。
我が家には着物がないのでレンタルすることに。
「きもの365」というサイトで、髪飾りと
体形補正用タオル以外は全てそろったレンタル。
※髪飾りは別途ネット検索、着物の色柄に合わせて娘と相談。
※着付け・撮影は別途手配。
着物の色・柄は、娘に決めてもらいました。
「成人式の絢爛豪華なデザインじゃないのがいい」と
地味めな色柄になりましたが、着る人の満足が一番、
結果的にレンタル価格もお手頃になりました。
2.ヘアメイク・着付け関連
我が家では娘が友人達と話していて、
「今から予約しないと間に合わないんだってー!」と
せっつかれた結果、1年前に美容室を予約しました。
「○○(最寄り駅)成人式 美容室」で調べたら
スタジオ付きの美容室が見つかったので
「これはラクで便利」と問合せ。
1月7,8日頃という紛らわしいタイミングだったので、
その年の飛び込み予約と勘違いされましたが(笑)、
翌年の成人式当日の理想の時間で予約がとれました。
住んでいる地域の成人式に出席する場合、
住所によって式の時間帯が変わる場合があります。
美容室は、
- 会場に移動しやすい場所
- 早すぎず遅すぎない時間
- 好みのヘアメイクにしてくれそうか
などをしっかり確認し、希望のお店の
いい時間の予約を確保するためにも、
早め早めの問い合わせが安心です。
3.写真撮影・アルバム
今では式と撮影の時期をずらす人も多いようですね。
我が家はレンタルでしたので
「一度のレンタルで終わらせる」が大前提。
レンタルルールを確認した上で、
- 2日前:レンタル着物の到着・美容室に持ち込み
- 前日:美容室で着付け・併設スタジオで撮影(前撮り)
- 当日:美容室で着付け ・ 友人達と式に出席
- 翌日:レンタル着物を宅配返却
の最短コースとなりました。
着物を着てどこかにお参りされる方は、
別日撮りになるかと思います。
撮影後のアルバム発注は、
立ち姿・後ろ姿・座り姿の3カットを我が家用に1冊。
立ち姿の1カットを、両実家に1冊ずつ計2冊のみ。
内容も地味、枚数も少なめです。
※4.費用で書きますが、友人達の豪華なアルバムは
費用がかかった分、とても素敵でした。
4.費用◆
結果的に、成人式にかかった総費用は、
我が家の場合、こんな感じでした。
- レンタル着物一式: ¥45,800
- 髪飾り: ¥ 5,500
- 着付け・前撮り: ¥ 44,000
- アルバム発注: ¥ 37,000
総合計: ¥132,300
当日一緒だった友人達もレンタル組でしたが、
「美容室・撮影・着物込みのセット」で3~40万円。
我が家の安さに、びっくりされました。
※私はこれでも「成人式、高いなあ~」と
思ってましたが 笑。
「うちも別々に手配した方がよかった~」
と言われましたが、色々確認しあってみると
撮影後のアルバムがとにかく豪華で素敵!
かかった費用の差は適正だと感じました。
まとめ:娘の成人式について感じた事
以上、娘の成人式を終えての全体的な感想・気づきは
こんな感じです。ご参考になれば幸いです。
1.美容室は自宅または式場に近い場所がいい
着物と別に予約した美容室は、8時半で朝もゆっくり。
「着物・着付け・撮影の全部セット予約」の友人達は
遠くの美容室を指定され、朝4時~5時の早起きに。
7時半にはもう着付けが終わり、11時頃の式の時間まで
かなり時間を持て余したそうです。
美容室の場所は、慎重に検討しましょう。
2.セットプランは、内容を詳しく確認すべし。
1.と重なりますが、セットプランは
美容室は○○駅・スタジオは○○駅と、
自宅にも会場にも近くない不便な条件に振り回され、
予約時間も早すぎて、待機時間が大変になる可能性も。
セットプランは内容を詳しく確認し
できる交渉はした上で決めましょう。
3.着物に関しては、格に応じて値段も変わる
どこでレンタルしても、着物の格に応じて
価格も変わるのは同じです。
ちなみに着物にはおる「白いふわふわ」は、
いい物とそうじゃない物が一目瞭然、
質を見極めた方がいいです。
※ふわふわは追加料金でグレードを上げる事も可能。
実際には「着物の柄が隠れるから」と、
手に持っているだけの女子も会場では多かったよう。
娘がレンタルしたものはペラペラでしたが、
暑がりなので自宅に置きっぱなしでした。
4.写真とアルバムは、詳細を確認するのがお薦め
美容室内のスタジオだった我が家は、背景のスクリーンに
ちょっとした長椅子などを追加する程度の撮影。
友人達の前撮り写真は高かった分、舞台セットのような
空間の撮影やドレスの「お色直し」もあり、
アルバムも辞書のようなぶ厚さ。
お値段にふさわしいクォリティーのアルバムでした。
5.メイクは撮影時はプロにまかせて、当日は娘に任せる
写真撮影は、和装に合わせたプロのメイクがやっぱり綺麗。
ですが我が家の場合、娘は濃すぎるメイクが嫌だったそうです。
なので、式当日のメイクは「自分でする」と。
当日は友人達と近距離で会いますからね、
本人の自由にさせました。
※私も結婚式の時「このぐらいにしないとだめなのよ~」と
式場のおばちゃんにされた派手派手メイクがすごく嫌だった 笑。
「アルバムは親のもの、当日は娘のもの」と思います。
当日のメイク、
私は「もう少し塗っても」と思いましたが、
娘は自分でやってよかった!と大満足。
以上、娘の成人式を終えて思ったことです。
着物購入組は費用も大変でしょうが、
「何を重視して何を割り切るか」を上手に選んで
費用の多い少ないに関係なく、
親子の思い出深い一日にして下さいね。