「Mothers」を観てきました
今週は主人が出張のため、
「週末のおひとり様映画」
を楽しんできました。
アドバイザー仲間の方から教えていただいた
「Mothers(マザーズ)」を観に下北沢へ。
そういえばずっと行ってなかったシモキタ、
何年がかりの工事で大きく変わっていました。
映画が上映されていたのは
駅前のお洒落なミニシアター「K2」。
「母」をテーマにした、
5人の脚本家によるオムニバス作品は、
辛かったり、幻想的だったり、
怖かったり、笑えたり、悲しかったりと、
様々な感情が次々と湧きおこる
ひとことでは言い表せない作品でした。
改めて思うのは、
「母」は本当に永遠のテーマだなあと。
「父」は、なかなか、まだまだ、
こうはいかない気がします。
その理由はおそらく、
当事者(母達)も、
当事者でない人達も、
そして何より世間全体というものが
「母」と存在には
いいも悪いも、過剰なまでに、
様々な理想と期待と責任を
寄せるからだろうなあ、と。
それが時に母親になった人自身を
孤独にしたり苦しめたりして
母業を難しく、つらく、ややこしくする
構図なのが「なんだかなあ…」と思いつつ、
そんな構図に強く反発している自分自身も
心のどこかではそんな「理想の母」
(もちろん世間の理想にも影響されてますw)
になりたい気持ちがあったりします。
ほんにややこしい母ゴコロよ。
(でも子育てって、それ以上に楽しかったり
可笑しかったり、胸がいっぱいになる
幸せな瞬間もたくさんある事も、
出産・子育てに不安を感じている
若い方々には伝えたいんだけどね)
上映後は二つ目のオムニバスの
脚本家の高橋郁子さんと、
春名風花さん(俳優・声優・アイドル)と
そのお母さまであり芸能事務所経営者でいらっしゃる
春名いくりさんの3人で
トークショーをしてくれたのですが、
今回の映画のテーマと絡めて話してくれた
この母子の関係や歴史、
二人の会話のやりとりが
めちゃくちゃ興味深かった!
※ある意味、事実は小説よりも奇なり。
書いていいのかわからないから書けないけど。
映画もトークショーも、とても楽しめました。
上映後はロビーに出演者の方や脚本家の方が
いらしたのですが、
常連さん達な空気感につい気後れしてしまい、
声をかけられず。
楽しい、というよりも
色々と感じ・考えさせられるいい映画でした。
母である皆様、母じゃない皆様にも
ぜひ観てみてほしいなと思います。