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これも「片づけ」

これも「片づけ」

お片づけサービスで定期的に、
通わせていただいているお客様がいます。

途中で年単位の休憩期間があったりして、
長年のおつきあいの方。

お互いに本や映画・ドラマなどが趣味なので、
好みが分かれる時も会話がはずむお宅です。

先日は、そんなお客様の長年の懸案事項だった
「色鉛筆アート」を、やっと壁に飾れました。

フェリシモ:壁一面に飾れる500色の色鉛筆
ご存じの方、いらっしゃいますか?

私はフェリシモも、この商品も
知ってはいたんですが、

「ご、500色?!?!使うんじゃなくて壁に飾るのか―!」

と、当時びっくりした記憶がありまして。

まさかお客様のお宅でこれに関わる日がくるとは。
ちなみにこのシリーズ、壁に飾る以外に
「使いたい」人用の収納グッズも色々あります♪

趣味や大好きな物が多く、物も多めのお客様なので、
(でもそれって一番幸せな事では?と思います)

これまでは物のお片づけを優先させ、
この色鉛筆アートは後回しにしてきたのですが、

先日、満を持して(なんの満??)
「やりますか!」という事になりました。

「えっと…。私、美的センスはないですよ?
どう考えてどう決めるかは、しっかりお手伝いしますが、
色のプロ的なアドバイスは、ごめんなさいねー…。」

なんて、謎の言い訳をしつつ、
2人で色鉛筆を全出し。

一本一本にね、実に素敵な「色の名前」が書いてあるんですよー。
…でも、それが老眼で、読めないっー!!
(もう二人で開き直って笑うしかない)

これは「平安京の藤棚」。
色名を読んで「だったら青ですかね」とか「紫かなあ?」とか、

お客様と正解のないわちゃわちゃトークをしながら
500本を、せっせと並べる作業です。
    

「好き」が明確なお客様なので、
私は迷ったり判断に困ったりしている時に
何にどう迷い困っているのかを質問しながら
お客様がご自身の答えを見つけるのをお手伝いするだけ。

並び終えた後は、
「お目当ての壁面にどう飾るか」を
目で見て感じられるように、
色々と並び変えつつ見ていただきました。
※緑のシートがわかりづらい、ごめんなさい…。

付属の金具はないため、
壁に取り付けるフックも相談・確認し、
無事に作業が完了しました。

これが終わった時のお客様の表情を見た時に
改めて思ったのは、

「物の片づけを少し後回しにしてでも
もう少し早く、これを終わらせたらよかったかなあ」

ということ。

ご本人は「いえいえ、他の物が優先だったので♪」と
仰ってくださいましたが、

1.「懸案事項=気がかりを完了させること」と
2.「好きな物で気分をあげること」は、

片づけにはとても大事なんですよね。

物と気持ちの整理が一段と進み、
念願の個室の壁紙リフォーム
(これも長年の懸案事項!)の計画が
一気に進んでいます。

だんだん終わりが見えてきて
ちょっと寂しい気持ちもありますが、

最後までしっかり伴走させていただく所存です。

追伸:ちなみに、この色鉛筆シリーズ、
色の名前に旧バージョンと新バージョンがありました。
※途中で字数制限がなくなったらしい

私はお客様の持っていらした旧シリーズの名前が好き♪
皆さんはどちらが好みですか?

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