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子育てを終えた気分です

2021年12月3日

子育てを終えた気分です

今日はファミ片1級オンライン講座の日でした。

片づけを通して「親子の関係性をよくする」ためのコツを
モリモリにつめ込んだ、受講生の方々に「片づけを超えた講座!」
と言っていただける1級講座。

私も過去のわが子達とのあれこれの中で
親として気づいたこと・学んだことを受講生にシェアしながら
子育てに、親の役割に、我が子達に、想いをはせる時間でした。

息子部屋でのオンライン講座を終えてリビングに戻ると、
娘が内定した会社から保護者宛の書類が。

少し前にあった内定式(当日の朝娘から聞くまで知らなかった 笑)
の集合写真が台紙に貼られていて、会社案内と
社長からのご挨拶レターが同封されていました。

最近では入社式に親も出席、などと聞きますから
「会社の保護者対応も昔とだいぶ変わったのかなあー」と
その丁寧さに驚きましたが、

とても心のこもった文面に、
素敵な会社とのご縁をいただけたんだな、
と改めて安心しました。

まだ卒業前ではありますが、娘に関しては
「子育てが終わった」気分。
(まだ下がいるけど、高2男子が…泣)

時々何かを相談されることはありますし、
未熟な部分も心配な事も、まだまだあります。

が、

「まあ、この子はもう大丈夫かなあ。
いろんな事があったとしても、
私達や周りの人たちを上手に巻き込みながら、
そして彼女らしく大騒ぎしながら(笑)、
いろんな事を本人なりに解決して
生きていくんだろうなあ。」

と思えます。

今の時代の子育てって、
なんだかとても難しい。

不登校とか、いじめとか、自殺とか、
受験とか、偏差値とか、学歴とか、
毒親とか、ジェンダーとか、
周りの目とか、SNSとか、

誰かの・何かの基準をクリアしなければ、
と焦れば焦るほど、

大人も子どもも生きづらい時代。

期待する結果が出なかったら?
どうしても頑張れなかったら?
もし失敗してしまったら?

わが子への山のような不安と戦いながら、
そんな「失敗」から守るために
親は子どもに色んな事を無理強いしがちですが、

かえって反発されたり、
自信を失わせてしまったりして、
あまりいい結果につながりません。

その上、親子関係が険悪になるぐらいなら

親は別の「腹のくくり方」が
必要なんだ、と気づきました。

それは、

親がどれだけ必死になっても、
子ども自身がその気にならなければ
子どもの行動は変わらない。

そして、

いいも悪いも含めて
その結果は子どもが受け止めるしかなく、
親が肩代わりしてあげることはできない

と、覚悟を決めること。

同時に、

わが子がどんな状況であっても
存在そのものが完璧であり、
信じて応援するだけでいい。

子育てでよく言われる
「心配(しんぱい)ではなく信頼(しんらい)する」

心からそう思えるようになると
子ども達への声かけは大きく変わり、

心配になることはあっても
イライラする事はなくなります。

そして不思議というか当然というか、

その方が子ども達は自主的に考え、
本人なりに努力するようになり、
親のアドバイスも素直に
受け入れるようになるんです。

もっと早くに気づければ
母のストレスは小さくて済むのでしょうが、

近視眼的・感情的に悩む辛さも、
ある意味「親の特権」なのでしょう(笑)。

もう少し個人的な話は、
近々メルマガで書こうと思います。

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