成長の早い学び方 9のコツ
あなたはどんな時に「学ぼう」「学ばなくちゃ」と感じますか?
学びが気になるときって、こんな時ではないですか?
- 特定の知識やスキルを身につけたい時
- 達成したい目標や解決したい問題・悩みがある時
- その分野の情報が足りていないと感じる時
私自身は、2006年に「片づけのプロになりたい。でもどうすれば?」
と思った時に
- 「そもそも片づけのプロってどんな知識・スキルが必要なの?」
- 「初めての分野だから名乗れる『資格』も手に入れたいな」
- 「ADになれば、業界の仕事情報が得られて起業方法がわかるかも」
と悩みながら色々と検索、「整理収納アドバイザー」という資格を知って
受講を決意しました。
学んでみたら3.の仕事情報だけは、当時は「ほぼなかった」ですが、
それでも協会とのつながりや同じ志を持つ人達と出会えたおかげで
試行錯誤しつつ、天職と感じながら16年間働いてこられました。
その間、失敗も落ち込むこともありましたが、
誰かに教えてもらえる場所がなかったので
自分で悩み、解決してきました。
アドバイザーとして学べる場所が増えた今、
あらためて意識している事は
「成長の早い学び方」をする事。
なんでも・どこでも・誰からでも・何からでも
学べる時代だからこそ、
「学ぶだけのループ」に迷い込まない学び方を
意識する必要があるのではと感じます。
1.「学ぶ目的」を明確にする
「何を手に入れるために学びたいのか」
をイメージすると、より意欲的に学べますし、
より具体的な疑問を持てるので答えも早く見つかります。
また「この分野はもう大丈夫」と、
やめる判断もできるようになります。
2.「学び方」を使い分ける
目的を明確にした後は、そのための「学び方」選びも大切。
自分の時間や予算は有限ですから、重要度と緊急度に合わせて
セミナー、本、動画、その他の学び方を上手に使い分けましょう。
私は起業同時、娘は小学校に入ったばかりで
2歳児の息子とは毎日自宅でべったり一緒。
使える時間もお金も限られていたからこそ、
すきま時間で自力で学んだ方がいい事と
誰かにお金を払って学んだ方がいい事を
見極める必要がありました。
今もアドバイザー仲間やお客様に様々な相談を受けますが、
その人の状況を聞いた結果、時には「こちらの方がいいかも」と
別の講座・別の方を紹介することがあります。
※自分にとってはせっかくの仕事を手放す事ですが(笑)、
長期的な信頼をいただけるので結果オーライです。
3.学ぶ相手を選ぶ
相手の提供している内容はもちろんですが、自分のその人への信頼度もとても大切。
信頼していないと、同じことを言われても素直に受け入れられなくなりがちです。
私はアドバイザーとしての先輩はほぼいませんが、
仲間や後輩の講座を受講することもよくあります。
逆にあえて「同業者からは受講しない」時もあります。
4.素直になる・素直になりすぎない
自分が受講すると決めた時は、まずは「素直に」受け入れる姿勢が大事。
耳に痛い内容や指摘の時は、受け入れるのが難しい時もありますが、
せっかく学んでも頑固に我流をつらぬくなら、
受講した時間とお金はまるまる無駄になります。
その一方で「盲目的にその通りにする」のは、ただの「思考停止」。
※それで仕事の判断を失敗したこともあります。
自分にも当てはまるかな?等と疑問が浮かんだら、
きちんと質問して解決することも同じぐらい大事です。
(その質問に真摯に答えてくれる講師かどうかも大事)
5.学んだことを実践し、振り返る
「学んだだけでやった気になる」は、私達の悪い癖。
(ダイエット、お料理など、色々思い当たります 笑)
学んだ事はすぐに試してみる。
そして得られた結果と気づきを、必ず次回に生かす。
(そうしないと人はすぐに忘れます)
行動して改善し続ける、の繰り返しが、
その人の揺るがない土台となり、自信になります。
6.実践しながら「自分の想い」「自分の軸」を育てる
学んだ事を実践し、成功や時には失敗も経験しながら繰り返し
学びたいと思った「初心」やお客様への「想い」を
さらに育て続けることが「自分の軸」につながります。
心折れずに努力を続けるための原動力として
「自分の想い」「自分の軸」を繰り返し確認することは
とても大切だと感じています。
7.いいメンターや仲間を持つ
同じ学びをする人を「ライバル」とみるか「仲間」とみるかは
人それぞれの価値観でしょうが、
それによって相手への態度が変わり、
結果的に協力体制や関係性まで変わります。
一人ではできないことが、仲間となら達成できる
のが社会における組織や団体の存在意義ですから、
フリーランスだからこそ、
出会う人といい関係を作れる「あり方」は
永遠に試行錯誤・修行中だなあ、と感じます。
8.すぐに結果が出ると思わない・信じて積み上げる
学んですぐに結果がでると期待しすぎないことも大事。
ちょっとやって結果が出なかったら諦めてしまわないためにも。
「まだやってない事はない?」
「このやり方だからだめだったんじゃない?」
「やっている量が単に足りないだけじゃない?」
などと自問自答しながらやめないこと、
「自分で自分の心を折らない事」が肝心です。
試行錯誤の量は必ず結果につながります。
9.やめる・方向転換する勇気を持つ
できることをやりつくしても結果が出ない時は
「やめる・方向転換する勇気」も大切。
仕事であればいきなり辞めるというよりも、
働き方を変える、という方向転換が現実的な事も多いです。
そしてこの覚悟も持つからこそ、8を頑張れる、という事にも
繋がると感じています。
以上、自分が実感してきた事を9つにまとめてみました。
忙しい時代に生きている私たちはつい、
「手っ取り早く答えを教えて欲しい」と思いがち。
ですが、それではいつまでたっても
自分で考え・判断する力は身につきません。
あえて効率ではなく時間をじっくりかけて
「深く根をはれる」学び方も、成長するには大切です。
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