フリーランスで働き続けるには
※データ出典:フリーランス協会「フリーランス白書2019」より
フリーランスって、スタートするのは簡単。
でも「長く続ける」のは、なかなか大変。
「10年生き残れるのは10%」なんてデータもあるぐらいです。
実際、これまでの自分の13年間にも、
- 整理収納の仕事がほぼ存在しなかった初期の頃
- 自分なりの仕事スタイルで軌道に乗り始めた頃
- 同業者が増えて整理収納がブームになってきた頃
- 一般社団法人を仲間と立ち上げた頃
などの仕事がらみの変化だけでなく、
- 子どもが小さかった頃のあれこれ (預けられない、体調崩す、ぐずる…)
- 大きくなってからのあれこれ(PTA活動、親子共に人間関係、思春期反抗期…)
- 主人の生き方・働き方に巻き込まれるあれこれ
- それに連動する家計のあれこれ
など、家族・家庭がらみの変化への対処まで、
(これらが降りかかってくるのはやっぱり女性が多い)
本当にいろんな山谷に直面し、
悩み・考えながら続けてきたなあと思います。
整理収納作業のスキルや体力などは、
「先輩から学んで近道できた後輩達」の方が
もう上だろうなあと思います。
(作業時はギックリ腰に注意なお年頃だし 笑)
じゃあ、今の自分の財産は何かというと、
- ゼロから試行錯誤し作り上げてきたという自負
- 仕事を続ける上で必要な専門的知識とスキル
- 仕事の積み重ねで知った「お客様の本音と行動」
- ご夫婦との作業で気づいた「仲裁」のコツとスキル
- プロ向け講座で磨いてきた観察力とフィードバック力
- プロ向け講座を通して気づいた「成長が早い人の特徴」
- トラブルに直面しても動じない度胸(ずうずうしさ?)
- 長く続けるための力の入れどころと抜きどころの見極め力
- 自分の長所短所を「仕事に使える自分らしさ」に変える方法
- 仕事がいい時もおごらない・悪い時も心が折れないあり方
- 何かの時に相談できる仲間
- 自分も通ってきた「女性の人生」に対する強い想い
など。
スキルや知識以上に続けてきたからこその「経験=年の功?」
が、今の自分のベースになっています。
体力は緩やかに右肩下がりな今日この頃ですが、
アドバイザー向け講座でよく言われる
「そこまで深く考えた事なかった」という言葉。
お客様との講座や作業でよく言われる
「人生に大事な気づきがありました」という言葉。
そんな嬉しい言葉たちに支えられています。
フリーランスとして働くことには勤めるのと同様、
メリット・デメリットの両方がありますが、
どちらも経験した自分自身は
今はこの働き方にとても満足していて、
これからもフリーランスとして頑張りたい。
だから、フリーランスを選んだアドバイザー達にも
初期に直面するあれこれに心折れることなく、
いいお手本や仲間とつながりながら
自分らしく続けて欲しいなあと思います。