おもちゃを並べて片づけてくれない時、どうする?
あなたのお子さんは、おもちゃの並べぐせ、ありますか?
なぜか女子より男子に多いおもちゃを整然と並べる癖。
困ったタイミングに困った場所で並べ始めるのも、子どもあるある。
「そのままにしてー!」に悩むママさんも多いのではないでしょうか。
今では高校生の我が家の息子も、そんな並べオタクでした。
「ニモ」にハマっていた頃は廊下に魚の行列が出現、
※10年以上前だからもう顔出しOKよね?
お風呂あがり、髪を乾かす暇もなく遊びの続き。
なんて愛らしい満足顔(親バカ失礼)。
人が一番歩くダイニングテーブルの足元やリビングのど真ん中に、
ありとあらゆるおもちゃで行列を作りたいお年頃。
不器用なくせに、ミリ単位の違いにこだわる男。
ドミノ倒しになってはキーキー怒ったり、
キレイに並んで狂喜乱舞、周りを走り回ったり。
とにかく、せっせ、せっせと、並べておりました。
この並べ癖のハイライトは、ウルトラマンにはまった頃。
クリスマスやお誕生日の度に、大小のウルトラ人形が増殖。
並べる場所は、食事前のダイニングテーブルに
保育園に出かける前の玄関、
お風呂前の洗面台やテレビ台の上など。
時間のない時にかぎってはじめるのも頭痛の種。
「このままー!」が通る時は放置してあげていましたが、
これから食事をするダイニングテーブルは、それでは困る。
そんな時は「写真を撮る」のが、一区切りになりました。
なんらかの形で「記録が残る」事は息子も納得できたらしく、
並べ終わると「撮ってー」と言ってくるように。
悪の親玉「ベリアル」に、なぜか従うウルトラ戦士達。
(おまたの向こうのチビセブンも笑えます)
娘小6・息子小1の小学校の運動会が終わった夜。
姉の雄姿を真似た「ウルトラマン組体操」(崩れてる 笑)。
やられた仲間をかばって戦う雄姿に、
家族タイムのボードゲーム「スコットランドヤード」
を観戦するウルトラマン兄弟。
生協が届く日は、ドライアイスで「もくもく」を作って
戦いシーンを演出してました。
写真は今も私のノートPCのフォルダで保管。
フォルダ名は「ウルトラマン劇場」。
私は今でもこの写真達を見るだけで、
目をキラキラさせながら一心不乱に並べていた
小さな息子の姿を思い出します。
幼稚園や小学校の工作も保管していますが、
この写真達の方が、ずっとずっと大切です。
大好きなおもちゃを並べる時の子ども達の頭は、
その子にしか紡ぎだせないストーリーでいっぱい!
想像力を自由にはばたかせている時間です。
「部屋が散らかってしまう」なんて小さな事を気にせずに、
どうか存分に楽しませてあげて下さい。
そしてぜひ、記録に残しながら我が子との会話も楽しんで。
「うわあー、すごいね!」
「これは何をしているところなの?」
「写真、どの角度から撮ろっか?」
「じゃあそろそろ、いいかなあ?」
「こっちだけ、片づけてくれるかな?」
後になっても思い出せる、
かけがえのないひとときになります。