断り上手は、相手への誠意
あなたは「断ること」ができますか?
それとも「なんで引き受けたんだろう…」と後悔してばかりですか?
私も昔は苦手でしたが、今ではかなり上手になりました。
今年5月の外出自粛中にフェイスブックで知人から受け取ったお願い。
(「…笑いと涙ありおにぎり見たい」に悪い顔のスタンプついてる!
お願いといいつつ、無茶ぶり・ハードル爆上げしてるぞっ。)
FBで流行った様々な「○○バトン(リレー)」の一つ、
「おにぎりリレー」を、断りました。
個別メッセで、気遣いあふれる文面で、とても丁寧にお願いしてくれたのに、
私のそっけないお返事なこと(笑)。
ちなみに相手の方は私の事をよく知ってくれている方。
なので、私の一言で「ですよねー笑。」と、納得してくれました。
大好きな「本」のリレーが、複数の友人からまわってきたときは
まとめて引き受けました。「解説なし」のルールを勝手に変えてまで、
私に多大な影響を与えてくれた7冊を長々と解説・紹介しました。
ですが料理は私にとって「主婦という立場上義務として頑張ってやっている」こと。
そしてニッポンのソウルフードである「おにぎり」は
我が家では意外とつくらないので紹介するほどの工夫もなく。
ということで、お願いごとは、
- 私じゃ力不足 or 私でなくてもよさそうな場合
- 断っても相手がさほど困るわけではなさそうな場合
- 色々考えてみても「どうしても気が進まない」場合
は、断るようにしています。
そうしないと、「やだなあ…」って思いながら引き受けたら、
YESを言ったのは自分なのに、後々相手に嫌な感情を持ちそうだから。
(ちっさいんです、自分)
どう断るかは、ケースバイケース。
分かってくれている相手なら手短かに、
そうじゃない相手なら、納得してもらえるよう言葉を尽くします。
優しい人は、「断ると相手がガッカリするかも…」と思うかもしれない。
「引き受けてあげたい」と思う優しさもわかります。
でも、お願いごとは本来、受けるも断るも自由。
だから、協力したい気持ちより困惑の方が大きいなら断った方がいい。
そして、断ってムッとするような相手なら、適度な距離を置いた方がいい。
だから、
受けたくない頼まれごとを誠実に断ると、
自分の周りはいい関係を築ける人だけが残ります。
逆に、かなーり無理して引き受ける事もあります。
- 信頼する相手の困り切った顔が想像できる時
- 自分が引き受けたらその人がとっても助かると思える時
引き受けるときも断る時も、
「自分と相手に誠実ならいいんじゃない?」と思うのです。