あさイチ:生きがいが見つからない?
今朝のあさイチは「生きがいが見つからない女性達」がテーマ。
「そうだよねー」と共感する部分と、
「えー…」と物申したい部分の両方がありました。
「生きがい」ってなんだっけ?
番組に先立って紹介された「人生の悩み」アンケートは
1位 生きがいが見つからない
2位 お金がない
3位 夫婦関係がよくない
わあ、リアルだ~。
うちは2位だけ、ちょっとそう、
上の子の学費がやっと終わって嬉しい 笑。
生きがい探し。
「生きがい」って大げさに聞こえるけれど、
なんだかんだいって、
今の毎日を「幸せだなあ」と感じられること
だと思います。
幸せを感じる条件としては、最近では
幸福学とかウェルビーイングとか、
様々な研究や言葉を聞くことが増えましたね。
私自身は、
- 暮らしの安心(健康・時間・お金など)
- 良好な人間関係(特に日々一緒にいる家族)
- やりがい・生きがい(自分個人としての)
がそろっていると、幸せ感が大きくなります。
生きがいを感じられる人生って?
生きがいを感じて生きるための一番簡単なコツは、
好き・楽しい事・大切だと思える事をする。
ただし肝心なのは、
「人から見て」ではなく「自分にとって」。
私達が作り上げた今の社会はSNSの影響もあって
みんなが「いいね」をくれるか、で
自己肯定感が上がったり下がったりする度合いが
どんどん大きくなっている気がします。
※人が何してるかがわかりすぎる世の中って
なんだかねえ~。(しかもいい部分だけ)
人の評価は自分でコントロールできないから
たとえたくさん「いいね」されても
「もっと欲しい」と思ったら
いつまでたっても満たされないし、
自分が「いい」と感じなければ、
いつかそのギャップに心折れてしまうし、
逆に誰にも「いいね」されなかったら、
自分と自分のやってることには価値がない、
と思い込んで落ち込んでしまう。
どっちに転んでも他人軸で生きるのは
とても苦しい。
妻業・母業は「他人軸」になりがち
そして、女性は結婚すると他人(家族含む)軸に
ならざるを得ない部分が大きくなりがちです。
家族のことで忙しい時代(育児や介護など)は、
自分軸を後回しにしないと、ホントに暮らしが回らない。
世の中が「良妻賢母」という言葉で求めるから、
という要素も含めて。
例えば子どもが小さな時代だと
「騒ぐと周囲に迷惑だから外食しづらい」
「お店でも『子どもが』食べられる物しか頼みづらい」
「出かける事自体が大変だから、出かけなくてもいいや」
とかね。
こんな時代って、
自分軸がありすぎるとストレスがたまる。
だから、自分軸を封印した方が気持ちが楽。
でも封印しすぎると、その事に慣れてしまって
自分の好きな事・楽しいと思える事が
思い出せなくなったりして
ある時突然、そう、
家族の手がちょっと離れて時間ができた頃に、
(子どもが中学校以上になって
家に誰もいない時間が長くなったり、
世話を焼こうとしたらウザがられる頃 笑)
ぼんやりと自分の存在意義がわからなくなって
「生きがい探し」を始めるんだと思います。
心のリハビリは、早い方がいいけどいつからでもOK
「私って何が好きなんだろう?何をしたいんだろう?」
そんな心のリハビリは、早いに越したことはないけれど、
あさイチでも紹介されていた方々のように、
いつからでも遅くはありません。
30代後半の頃、私がその状況に直面した時は
こんな行動をとおして個人としての自分を思い出し、
主人に伝えたり社会復帰の一歩を踏み出したりして
幸せだなと思える今の毎日にたどり着きました。
1.自分の「好き」「やりたい」を思い出す
まずは一人の時間をつくりましょう。
家族や家事が気にならないよう、近所でもいいから出かける。
ノートなどを持ちだし、音楽を聴きながらでも、
やりたい事や行きたいところを書き出したり、
「今不満な事や変えたい事」など、自分の気持ちを
つらつらと書いてみたり。
※「こんな小さなこと」なんて思わず、本音で書くこと。
最初のうちは何も思いつかない自分に
ショックを受けるかもしれませんが、
続けるうちに慣れてきて、色々出てきます。
2.何かが見つかったら行動する
行ってみたい、やってみたいことが見つかったら
とにかく試してみること。
番組でスナックひきだしの紫乃ママが言っていた
「ほとんどの人はやる前に悩みすぎ」は本当にその通り。
「やり散らかす」精神、すごく大事だと私も思います。
3.「これ!」が見つかったらジャッジしない
そして「これかも?」が見つかったら、
「こんなこと」「今更」「どうせ」などの言葉で
自分にブレーキをかけない。
これが一番大事だと思います。
誰かに止められるかもしれない、笑われるかもしれない、
あきれられるかもしれない?
そんな人はほおっておけばいい。
距離を置いた方がいい人がわかってむしろ便利 笑。
幸せを感じる力は自分次第
どんな人生にも、苦もあれば楽もあるはず。
周りを見ていても、
大変そうに見える人も、恵まれているように見える人も
ご機嫌な人と不機嫌な人に分かれます。
ご機嫌でいるかいないか、
幸せを感じるか感じないかは、自分次第。
言い訳はきかないんだと、思うのです。
ご機嫌な人・不機嫌な人、
あなたはどちらの人になりますか?
そのために「今、自分が出来ること」を
恐れずに選べる人でありたいと思います。