■整理・収納・掃除

「いつか使える」がNGな理由

2020年11月24日

「いつか使える」がNGな理由

「いつか使える・何かに使えるは、やめておきましょう」
ーこれは、整理収納・お片づけの本や講座では定番の考え方。

「いつか使える物」を全て取っておくと、
家の中はとんでもない物の量になってしまうから。

といいつつ、私は整理収納のプロとしては
かなり捨てられない、モノ持ちのいいタイプ。

私の受講生さんでさえ驚く
「片づけのプロがそんなものまだとってあるの!?」
なアイテムに、「おまる」があります。
(我が家の子ども達、大学生と高校生!)。

※普段の定位置は洗濯機の前。吊戸棚の物を取り出す時、
「踏み台」として日々活躍してます。

そんな私は「いつか使える物」も、かなりとってあるし、
それで再び日の目を見た物もたくさん!

ですがアイテムによっては「いつか」はやっぱりNG。
例えば、靴類なんかはその典型です。

コロナ前に久しぶりに入会したジム用のシューズ。

「これいつ買ったんだっけ?」と考えたら、
17年前の2002年、アメリカ生活時代でした(!)
さすがに自分でもびっくり。

主人のMBA留学の「家族3人ド節約時代」。
妻もただで使える大学のジム用に買いました。

アメリカのスーパー「ウォルマート」で10ドル程度。
靴裏に「ノーブランド」って書いてある 笑。

げた箱の上の方からこれを引っ張り出して使ったら、
ジム3回目にして、かかとがまるっと剥がれました。

しつこい私、思わずア〇ンアルファとかボンドとか、
試しちゃいましたが(こら)、
やっぱり「怪我しない」が一番大事! 買い替えです。

物は使ってなくても、確実に「劣化」します。
「いつか」と思った頃には、使えない状態になります。

以前、お客様宅でも、
ご主人の昔の仕事用革靴を靴箱から持ち上げた瞬間に、
かかとのゴム部分が砂のようにザァ~ッ!と、
形がなくなるまで崩れ落ちました。
お客様とサポートスタッフと3人、驚き笑いました。

ですから「いつか」を取っておくなら、

  • 「収納スペースが確保できる範囲内でのみOK」とする。
  • そして保管期限を「〇年」と決め(短めにね)、
  • その間に使わなかったら、今度こそ潔く処分する。

これが「いつか使える」「何かに使える」物を
取っておく場合の黄金ルールです。

このルールさえ守れば、
ミニマリストさんにはなれませんが、
汚部屋の住人にもならなくて済みますよ♪

さあ、あなたは何を手放しますか?
ずっと保管していた物とお別れすることは、
思いがけないスッキリ!につながります♪

追記:
コロナ前に入会したジム、今は休会を経て再び退会。
買い替えた真新しいスニーカーが、
「いつか使う」収納となっております…(泣)。

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