決断しないと 更に無力になる
![]()
あなたはこれまで「やるかやらないか」で迷った事はありますか?
どんな事で迷い、どんな決断をしましたか?
その後、その時の決断を後悔した事はありますか?
主人のMBA留学に同行するため会社を退職し、
当時2歳の娘を連れて3人でなんとか貧乏留学生活を終え帰国。
二人目を出産し、計8年間の専業主婦時代を経て
片づけのプロとして起業・今年で16年となりますが、
今痛感するのは、
ー決断しないとは、自分がどんどん無力になることー
だということです。
「やる・やらない」は極端にいうと、どっちでもいい。
「やらない」と決めるなら、
「やらないなら、どうする?」に切り替えられるから。
でも、いつまでも
「やろうかな。やっぱりやめようかな。」と
決断を先延ばしにする事は、一番自分を弱くします。
決断する、とは「決めて断つ」ですから、
「決めた事以外の選択肢を断つ」覚悟をするということです。
![]()
右に行くなら、「左の道とその先の可能性」をいったん捨てること。
※時にはまわりまわった先で、再び道がつながる事もありますが。
自分で決断するからこそ、
「選んだ道で頑張る」覚悟が決まります。
そして、
決断できた時は
そんな自分に自信とエネルギーが湧きますが、
いつまでも決められない時は
優柔不断な自分に落ち込み、
行動している他人を見て
さらに自信をなくします。
そして一番怖いのは、
決めない間にも、選択肢はどんどん減ってしまう
こと。
- 「何日にしますか?」の返事をしないと、相手の空いてる日はどんどん減る
- 片づけを依頼するか迷っている間にも物は増え家は更に散らかり、
自分一人では本当に解決できないレベルになる - 「運動しなくちゃ」と言っている間に体は重くなり、さらにおっくうになる
- 「いつか」と思っている間にサービスやお店がなくなる
- 「やるかやらないか」悩み続けている間にも時は経ち、自分はさらに年を取る
・・・煽ってるように聞こえたらごめんなさい。
でも、これはその昔、友人に
「石橋をたたいてたたいてたたき割るタイプ」と
言われた事のある私自身が、
結婚、特に起業する・しないの頃以降の
あの時・この時の様々な失敗と成功を振り返って
繰り返し体験した真理なので、「自戒を込めて」です。
(今も複数ありますよ、「やろっかなー、やめよっかなー」案件)
お片づけサービスの現場でも
思春期に近い年代の子ども達には
「自分でいる・いらないを決めたくないなら、
別にそれでも全然かまわないんだよ。
でも自分で決めなかったら多分、お父さんやお母さんに
『これはいらないでしょ』『これはとっておきなさい』
『これはここに片づけて』って決められちゃうと思う。
あなたは本当にそれでいいの?」
と、聞くことがあります。
…ん-、実際にはですね、
子ども達にはちゃんと色んな主張・意見があって
それを親御さんが聞こうとしないパターンの方が多いので、
子供に上記のような声がけをするより親御さんに
「ちょっと黙っててください」
(こんな言い方はしません、してませんよーホント!)
とお伝えする方が「圧倒的に」多いです 笑。
私自身も、結婚してからの人生だけでも
大きな「どうする?」が、たくさんありましたが、
「夫婦で退職して渡米」という決断よりも
さらに大きな分岐点になったのは
(「家族の」ではなく「私の」人生という点で)
という決断でした。
帰国して二人目を出産し、
マンションのローン残債に加えて
留学時代の教育ローン100%を後払いしながら
毎月末の家計口座「マイナス30万」に
恐れおののきつつ節約を頑張っていた頃は
「自分の学びに2万なんて、とても無理」
と感じていました。
その当時の事は旧ブログに書いています。
※今よりもかなり柔らかいトーンで書いてます、
私、当時より相当、図太くたくましくなりました 笑。
今考えると、
退職&渡米や主人の起業準備に比べれば、
なんと小さな金額か!
(家族のためなら個人貯金もはたいたのに)
■「自分は働いていない」
(めっちゃ、めっちゃ働いてたわっ!
専業主婦の仕事にはお金が出ないだけで!!)
■「自分のお金を持っていない」
(家計の出費に「自分のための出費」を
入れるのに罪悪感しかなかった時代)
という思い込みが、自己肯定感を破壊してたんですね。
※自分で決められる予算があること、大事だな…。
今でも私にとって「2万円」は大金ですが、
「どんな未来を手に入れるための受講料だったのか」
を振り返るとめちゃくちゃ安かったし、
あの時に、こわごわでしたが決断して、
本当に本当に、よかったです…。
…今なら「さっさと、今すぐ、申し込め!」と
自分にケリを入れるけど 笑。
家族に日頃「まっこ(ママ)の地雷が!」と笑われるのがこの、
「女性・専業主婦の日本社会における様々なジレンマ」
のあたりのことで、
だからこそ、迷える・悩める女性達の背中を押して
家族と対等に話し合える自信を取り戻せるように、
夫婦が対等な立場で尊重しあえるようになって
家族全員にとって、家が、家族が
「真に安らげるホームグランド」になるように、
そんなサポートをこれからも絶対続ける!
と決めています。
…おっと、脱線しすぎてしまった。
話を戻します。
何かを迷った時には、
決断を下すのに必要な情報をそろえた後は
なるべく早く、どっちかに決めた方がいい。
決めた後は、捨てた選択肢をウジウジと抱え続けず
選んだ道に沿って全力で進む。
が、おすすめです。
- 「決めない人」は、さらに「決められない人」になっていく
- 自分が決めなかったら、誰かに・状況に決められてしまう
- 決める経験を重ねると、決める「スピード」と「精度」はあがる
- 決め続けることで「ぶれない軸」が明らかになって自信がつく
- 決めるようになると、自分で決められる範囲はさらに広がる
- 選んだ後のいい結果も悪い結果も、自分の責任として受け入れられるようになる
「自分で自分の人生をデザインする」楽しさを、
ぜひ目の前の「どうする?」にケリをつける事で
体験してくださいね。
きっと一年後、今よりも自分に自信がつき、
自分を好きになれていると思います♪